テーマ別回文 〜 第18回

第18回のお題

テーブルゲーム

 第18回のお題は、テーブルゲームになりました!テーブルゲームにもいろいろな分類があるみたいですが、そこはあまり気にせず、とにかく「テレビゲームではないゲーム」で面白そうなものを取り上げていきます。Wikipediaのカードゲームボードゲームのところも参考にしながら、独断と偏見により下記のゲームを選びました。個人的にプレイしたことないものも含めて、色々盛り込んでいます。回文は結構大変そうな気がしますが、せっかくのゲームなので楽しく作りたいと思います!

 〜 トランプ、UNO、花札、かるた、百人一首、アルゴ、トレーディングカード、
将棋、囲碁、チェス、オセロ、麻雀、バックギャモン、五目並べ、すごろく、福笑い、
ダイヤモンドゲーム、ブロックス、ジェンガ、ドミノ、ツイスター、人生ゲーム、モノポリー 〜

完成しました!(2013/10/20

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モノポリー


リポ飲もうよ。徹夜でやってよう、モノポリー。
(りぽのもうよてつやでやってようものぽりー)
アメリカ発のボードゲーム・モノポリーで、このお題のゴールです。モノポリーは「独占」という意味で、他のプレイヤーと競って資産を増やしていくゲームです。いろんな駆け引きが面白くて、一時期かなりハマりました。回文はリポ(ビタンD)を飲んで、徹夜でモノポリーに興じている様子です。ずいぶん気合入ってますね。(2013/10/20)

人生ゲーム


やる気オン。人生ゲームで、無芸。先陣を切るや。
(やるきおんじんせいげーむでむげいせんじんをきるや)
おなじみの人生ゲームです。数えきれないくらいの種類が出ていますね。皆さん一度はプレイしたことがあるのではないでしょうか?回文のほうは、(ゲームの中で)たとえば医師などの専門的な職業にはつかずに、とにかく早くゴールして、1着のメリットを狙って勝ちに行く作戦を表しています。あまり良い作戦ではなさそうですが…。(2013/10/13)

ツイスター


行け、ツイスター。スイーツ系。
(いけついすたーすいーつけい)
4色の丸の上に手や足を置いていくツイスターです。私は未経験ですが、皆でワイワイと楽しめそうです。シビアな感じではなく、ほのぼのしたゲームということで、テーブルゲームのスイーツ系と表現させてもらいました。(2013/10/6)

ドミノ


時々、ドミノだと人頼み。ドキドキと。
(ときどきどみのだとひとだのみどきどきと)
ドミノは、コマをたくさん並べて一斉に倒すゲームかと思いきや、本当はサイコロのような目が書かれた牌を並べていくゲームだそうです。うーん、奥が深い。でも回文は、結局ドミノ倒しのイメージとなりました。大勢でドミノのコマを並べていく作業は、自分だけでなく他人の部分が倒れても全てアウトになってしまうので、緊張しますね〜。(2013/9/29)

ジェンガ


ニヒルな時。ジェンガ危機的。祈願。餌食となる日に。
(にひるなときじぇんがききてききがんえじきとなるひに)
ブロックを積み上げたタワーから一本抜いて上に重ねるという、ハラハラドキドキなジェンガです。回文の中のタワーは、もうすぐ崩れそうな危機的状況になっています。崩れないようにと祈願してブロックを抜いたのですが、それが餌食となってしまったようで。ゲームなのに大げさな表現になっているところが逆に面白いかなと、たまには自己評価したりして…。(2013/9/22)

ブロックス


このブロックスと落とす靴。ローブの娘。
(このぶろっくすとおとすくつろーぶのこ)
いろいろな形のピースを並べていくゲーム、ブロックス。まだプレイしたことはないのですが、ルールも簡単で、大勢で楽しめそうです。でも回文のほうは、かなり難しい!試行錯誤の末、シンデレラがガラスの靴と一緒にブロックスのピースを落としたという話になりました。「このブロックスと靴を落とした女性は誰だ?」「あのローブを着た娘です。」というわけで…。(2013/9/15)

ダイヤモンド
ゲーム

ダイヤモンドゲーム
「ゲ!」「ドン!」「もーや!イーだ。」

(だいやもんどげーむげどんもーやいーだ)
回文の対象としては外したいところですが、テーブルゲームとしては外せない、ダイヤモンドゲームです。駒を飛び越えて反対側の陣地に移動させるゲームで、連続して駒を飛ばすのがクセになります。さて回文は、やむを得ず異色な感じになってますが、擬音語を中心に解説をつけますとこんな感じです。
(登場人物:2人の子供AとB)
A「ゲ!(やられた!)」 B「ドン!(駒を一気に進め、勝ったぞ!)」
A「もーや!(もう嫌だ!)イーだ。(イーという顔をして、むくれる)」
無理やり感ありますが、解説を見てから再読するとわりと普通に読めませんか…?(2013/9/8)

福笑い


男性ら沸く。福笑い戦だ。
(だんせいらわくふくわらいせんだ)
すごろくに引き続き、みんなで楽しいゲームの福笑いです。お正月の遊びとしても定着してますね。ただ面白い顔を作って笑うのもいいですが、ゲームとして楽しむなら、より上手く顔ができたほうを勝ちとする戦いはどうでしょうか。「福笑い戦」という言葉はたぶんないと思いますが…そんな意味です。(2013/9/1)

すごろく


終わりがある、すごろく、フォロー。
おふくろ伍する。あがり。「わお!」

(おわりがあるすごろくふぉろーおふくろごするあがりわお)
この近辺は親しみやすいゲームになってきまして、すごろくです。家族や友達でワイワイ楽しむ光景が目に浮かびますね。回文はやや難易度高いですが、ちょっと遅れ気味だったお母さんのコマが皆に追いつき(「伍する」=同じ位置に並ぶの意味)、思いがけずゴールとなり驚いている様子を表しています。(2013/8/25)

五目並べ


よく滑らなくも、碁石だ。正しい五目並べ好くよ。
(よくすべらなくもごいしだただしいごもくならべすくよ)
白と黒の石を五個並べるという簡単なゲーム、五目並べです。囲碁のルールが分からない人でも、碁盤で遊べますよね。回文はやや意味不明な感じですので、解説してみます。五目並べは、例えばコインなんかでもできるかもしれませんが、そういうものではなく、たとえ滑りづらくて手になじまないとしても碁石を使うという正式な五目並べが良いですね、という意味です。(2013/8/18)

バックギャモン


語れ、バックギャモン。「三。あんさんもや。」
「ギクッ、ばれたか。」

(かたればっくぎゃもんさんあんさんもやぎくっばれたか)
西洋双六(すごろく)とも呼ばれるバックギャモン。サイコロの目にしたがって、多数の駒を動かしてゴールさせるゲームです。私は、名前は聞いたことありましたが、未経験です。日本でも「盤双六」として古くから親しまれ、賭け事にも使われていたそうですよ。回文は、賭け事に関係あるかは分かりませんが、サイコロに何やら細工をしていた場面のようです。(2013/8/11)

麻雀


深夜、自慢。麻雀士。
(しんやじまんまーじゃんし)
中国発祥の人気ゲーム、麻雀です。回文コラムでも取り上げているように、意外に回文とは関係が深かったりもします…。回文は、麻雀のイメージとしてはありがちな、大学生が徹夜で打っている様子を表しています。学生さんはともかく、そうでない人はなるべく健康的にプレイしたいものです。(2013/8/4)

オセロ


しっかりオセロしろ。セオリー勝つし。
(しっかりおせろしろせおりーかつし)
誰もがプレイしたことのある(であろう)オセロです。ルールは簡単ですが、セオリー(戦術や定石)を知らないとなかなか勝てないゲームでもあります。もちろん「角を取る」とかいう単純なことではなく、「自分の打てる場所を多くするために、石を取り過ぎない」などの意識を持つことが必要です。私も、ある時セオリーを知ってから少しだけ強くなりました。回文はもう少し上手くまとめたかったのですが、このへんで〜。(2013/7/28)

チェス


世も末。チェスもよ。
(よもすえちぇすもよ)
世界的には(もちろん)囲碁・将棋よりもメジャーなチェスです。回文は何やら意外性のある感じですが、これはコンピューターのチェスが強くなって、人間がほぼ勝てなくなってしまった事実を指しています。私としてはそんなに強いものを開発したプログラマーもすごいと思うので、「世も末だ」とは思わないですけどね。(2013/7/21)

囲碁


語彙力より囲碁。
(ごいりょくよりいご)
将棋といえばお次は、囲碁ですね。「医師ら囲碁する。すごいらしい。」という自作の回文(なんでも回文に掲載)がありますので、これを避ける方向で作りました。少し難しい感じのする囲碁は、黙々と指しているイメージがあります。なので、語彙力よりも…ということですが、実際には囲碁ができる人は語彙力も高そうですよね。(2013/7/14)

将棋


よろしく、指し手。将棋、紆余して思索しろよ。
(よろしくさしてしょうぎうよしてしさくしろよ)
カードものからボードものに入りまして、将棋です。日本人にはとても身近な将棋ですが、回文にはとてもしづらい…。これまで「将棋」を含めた回文というのも、意外となかったのではないでしょうか。さて回文の中の「紆余」とは「紆余曲折」以外であまり使いませんが、これは(回文的に)しょうがないですね。「ああでもなくこうでもなく」といろいろ思索する将棋の奥深さを表しています。(2013/7/7)

トレーディング
カード


監察は、のどか。軍医でレトロ。
トレーディングカードの初参加。

(かんさつはのどかぐんいでれとろ
とれーでぃんぐかーどのはつさんか)
トレーディングカードは、昔からある野球選手やマンガのキャラクターなどのカードのことを指します。わりと最近になって、このようなカードを使って対戦するゲームが、特に子供達の間ではやっていますね。私は、やってみたことはないのですが。さて回文は、「まず作ってみることに意味がある」というレベルです。警察で監察(監督・査察すること)の仕事をしている、元軍医でレトロな男性(かなり偉い人のようです)が、トレーディングカードゲームに初めて参加するというお話になりました。こういう場合、回文よりもストーリーを考えるほうが大変だったりします…。(2013/6/30)

アルゴ


このアルゴをし、おごるあの子。
(このあるごをしおごるあのこ)
アルゴ(algo)は算数オリンピック委員会などにより開発された「頭の良くなる」カードゲームです。ルールは相手のカードの数字を推理するという簡単なもので、子供でも遊べることから小学校の教材にもなっているようですよ。大人も十分に楽しめますので、未体験の方はぜひ!回文は、アルゴが強くて威張っている子供の様子です。「アルゴ?ゴルァ!」とか2ちゃんねる風のもすぐ思いつきますが、それはやめときましょう…。(2013/6/23)

百人一首


かるた百人一首。古今、聞こゆ質。
韻に句や、浸るか。

(かるたひゃくにんいっしゅこきんきこゆしついんにくやひたるか)
かるたに引き続き、百人一首です。今回は競技かるたではなく、歌としての百人一首を詠んだ内容となっています。百人一首は藤原定家がまとめたものですが、十の勅撰和歌集から集められていて、中でも一番多いものが古今和歌集です。というわけで、回文は古今和歌集から選ばれた百人一首の和歌の内容や韻を聴いて、句に浸っている様子を表しています。この回文「かるた」も含んでいるので、前回分と合わせて一つでも良かったことになります…。(2013/6/16)

かるた


かるたびと 句詠むこれだ 波立たず
畳なだれ込む よく飛びたるか

(かるたびと くよむこれだ なみたたず
たたみなだれこむ よくとびたるか)
和のゲームが続きまして、かるたになりました。子供から遊べる「犬棒かるた」のようなものを指すこともありますが、ここではマンガ「ちはやふる」でも人気の競技かるたを取り上げます。せっかくのかるたなので、短歌の回文に初挑戦しました!「畳の上の格闘技」とも称される競技かるたのスピード感を表現しています。一応解説しますと、句が詠まれて決まり字となった瞬間、選手の手は無駄のない動きで畳になだれ込み、札を飛ばすこともよくあります。という感じです。ちなみに次に「百人一首」が控えていますが、こちらは難易度が高すぎて、きっと短歌にはなりませんので、あしからず…。(2013/6/9)

花札


にわか花札。鮒は川に。
(にわかはなふだふなはかわに)
日本の伝統的なゲームである花札です。賭博(とばく)のイメージがあったりもしますが、実際には家族でも楽しく遊べそうなカードゲームです。札の絵もきれいですね。私は手にしたことはありますが、遊び方は分かりません。これを機に覚えてみようかな?さて回文は一見簡単そうですが、とても難しい…。鮒が泳いでいる川のある田舎で、(私のような)にわか仕込みのプレーヤーが花札をしている様子、ということにしてください。(2013/6/2)

UNO


脳使い、勝つUNO。
(のうつかいかつうの)
シンプルなカードゲーム、UNOです。大勢そろった時に引っ張り出してきて遊んだりしますね。これについては「UNO貸出可能。(うのかしだしかのう)」というゴジラ君の名作がありまして(投稿作品のページVol.8に掲載)、どうしてもこれを超えることはできないと思うのですが、ここではルールなので別のを作りました〜。実際には脳を使って勝つというよりも、運の要素が大きそうなゲームですが…。(2013/5/26)

トランプ


寝る。日を浴び、トランプをオープン。
ラトビア、お昼寝。

(ねるひをあびとらんぷをおーぷんらとびあおひるね)
最初のゲームは、何といってもトランプですね。しかし回文的にはいきなり難しい!ここは第3回「オーケストラ」のトランペット、第13回「EU加盟国」に引き続き、ラトビアに登場してもらいました。夜ゆっくり寝る→起きて日光浴しながらトランプ→お昼寝する、という優雅なラトビアでのバカンスの一日を表しています。(2013/5/19)


区切り線

第1回:「山手線」 第2回:「サザエさん」 第3回:「オーケストラ」
第4回:「都道府県」 第5回:「おでん」 第6回:「教科」
第7回:「球団」 第8回:「ドラえもん」 第9回:「ハンバーガー」
第10回:「星座」 第11回:「お酒」 第12回:「新幹線」
第13回:「EU加盟国」 第14回:「干支」 第15回:「県庁所在地」
第16回:「夏季オリンピック」
 第17回:「ラーメン」 第18回:「テーブルゲーム」
第19回:「運動会」 第20回:「天気」

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