テーマ別回文

こちらは、作品集その2「テーマ別回文」です。
お題を設定して、お題に沿ったキーワードを含んだ回文を作っていきます。

ただいまのお題

焼肉
最長作成期限:7日/1作

 お待たせしました。第22回のお題は、焼肉です。最低でも5回に1回くらいは取り上げたくなる(これまでもそうしている)食べ物シリーズです。焼肉は私もそんなに詳しいほうではないですが、たまにお店で食べたくなります。カルビ・ロースなどの定番に加えて、いろいろなメニューを試してみるのも楽しいですね。Wikipediaや焼肉チェーン店のメニューなどを参考にしながら、下記のメニューを選んでみました。あまりこだわりだすと「牛・豚・鶏の部位を全て網羅する」みたいな話になってちょっと大変そうなので、単純に焼肉屋さんのメニューをピックアップしているということにして、分類が不完全な部分はお許しください。では1個ずつ食べていきましょう!

 〜 ロース、カルビ、ヒレ、サーロイン、ハラミ、サガリ、ホルモン、ミノ、ハチノス、センマイ、
ギアラ、コブクロ、タン、ハツ、レバー、ツラミ、豚トロ、砂肝、ぼんじり、ラム、マトン、ウインナー 〜

完成しました!(2015/4/12

〜過去のお題はこちらからどうぞ〜
第1回:「山手線」 第2回:「サザエさん」 第3回:「オーケストラ」
第4回:「都道府県」 第5回:「おでん」 第6回:「教科」
第7回:「球団」 第8回:「ドラえもん」 第9回:「ハンバーガー」
第10回:「星座」 第11回:「お酒」 第12回:「新幹線」
第13回:「EU加盟国」 第14回:「干支」 第15回:「県庁所在地」
第16回:「夏季オリンピック」
 第17回:「ラーメン」 第18回:「テーブルゲーム」
第19回:「運動会」 第20回:「天気」 第21回:「アナと雪の女王」


ウインナー


「ウインナー、ジュージュー。」次男、言う。
(ういんなーじゅーじゅーじなんいう)
今回の焼肉料理の締めは、ウインナーといきましょう。ありふれた食材ですが、焼肉の鉄板で焼くと、皮はパリパリ、中身はジューシーで、とても美味しいですね。子供達にも大人気です。回文は、まだ幼い次男坊が、語彙は少ないながらも「焼肉屋でウインナーを食べたい!」という主張をしている様子です。(2015/4/12)

マトン


あ、マトン。なんと、まあ。
(あまとんなんとまあ)
ラムではない羊肉、生後1〜2年以上の羊はマトンとなります。ラムに比べて、特有の香り(臭み)が強いことで知られています。でも、味がしっかりしていることからラムよりマトンのほうを好む人もいるそうです。回文はどうやら臭みが苦手な人の反応になっていますが、あくまで個人の感想なので、本当のところはご自分で試してみてください。(2015/4/5)

ラム


酔い、食べ、頼む。ラムの食べたい夜。
(よいたべたのむらむのたべたいよ)
子羊肉の、ラムです。普通の焼肉メニューの一つというよりは、ジンギスカン(羊肉の焼肉料理)として食べることが多いですね。北海道でとてもよく食べられていて、たとえばサッポロビール園のジンギスカン食べ放題は有名です。そんな札幌の夜をイメージした回文となりました。(2015/3/29)

ぼんじり


こいつ会う。ぼんじり。人望厚い子。
(こいつあうぼんじりじんぼうあついこ)
ぼんじりは、鶏の尾骨の周りの肉です。これもまた、焼き鳥のメニューとしてのほうが有名でしょうか。いかにも美味しそうな名前ですね。回文は今日の出来事をむりやり一文で表現したみたいになっていますが…ぼんじりを食べながらいろいろ語ったんでしょうね。(2015/3/22)

砂肝


ヨモギ、ナス、砂肝よ。
(よもぎなすすなぎもよ)
砂肝(すなぎも)は鶏の胃の一部です。焼き鳥でおなじみのメニューですが、焼肉でもいけるそうです。コリコリした触感で美味しいですね。回文は難易度高めで変化球ですが、この3品を一緒に食べると…どうなるんでしょう。ナスは焼肉によく登場しますが、ヨモギはちょっとなさそうですね。(2015/3/15)

豚トロ


食べろ、豚トロ!ベタ!
(たべろとんとろべた)
お次は、豚トロです。豚の頬から肩の部分で、脂身のある霜降りのようなお肉のようです。「トロ」という語感からして美味しそうですね。回文は、お肉をベタッと鉄板に置いたのか、脂身がベタッとしているのか、どのようにも読めます。(2015/3/8)

ツラミ


軽く、ツラミ。君ら作るか。
(かるくつらみきみらつくるか)
ツラミは頬肉です。ツラ(面)が語源とのことで。よく動かす部位なので歯ごたえがあり、濃厚な味だそうです。ツラミと聞くと「恨みつらみ」みたいなネガティブな言葉を連想してしまいますが、頬肉だと分かると食べてみたくなりますね。(2015/3/1)

レバー


あなた、レバー食べた?ばれたなあ。
(あなたればーたべたばれたなあ)
レバーになりました。言わずと知れた肝臓で、焼肉に限らずよく知られていますね。レバニラ炒めとか。独特の臭みがあり、これが好きという人もいれば、苦手な人もいます。回文は、口の臭いでばれたという状況でしょうか?(2015/2/22)

ハツ


争奪、ハツだ。うそ!
(そうだつはつだうそ)
ハツは心臓です。語源はheartsで、英語から来ているんですね。臭みの少ない淡白なお味で、ホルモン(内蔵)の中では食べやすい部位みたいです。回文のほうは、ハツを取り合っている様子ですが、できればこうならないように食べたいものです。(2015/2/15)

タン


今、薄めのタン頼め、数枚。
(いまうすめのたんたのめすうまい)
久しぶりのメジャーなメニューで、タンになりました。言わずと知れた、舌の部位です。塩やレモンで食べるのが特に人気ですね。仙台名物の牛タンだとけっこう厚めですが、焼肉のタンは薄く切っていただくのが定番です。(2015/2/8)

コブクロ


噛むの。コブクロ、九分好むか。
(かむのこぶくろくぶこのむか)
お次はコブクロです。こちらは子宮だそうで、「子袋」というわけですね。コリコリした食感で人気の部位らしいですよ。ちなみに、九分というと9%ではないかとも思いましたが、「九割九分」とかではなくて「九分」だけだと、九割と同じく90%を表すので良いみたいです。(2015/2/1)

ギアラ


ゲ!こらあ!ギ、ギアラ、焦げ…。
(げこらあぎぎあらこげ)
牛の第四胃のギアラ。牛の胃もこれで最後です。何だか特撮の怪獣みたいな名前ですが、赤みがかった色で、脂がのっていて美味しい部位なんだそうです。回文はわりと難易度が高く、いっそのこと変わった感じでまとめてみました。ギアラに限らず、せっかくの肉を焦がしてしまうのは避けたいところです。(2015/1/25)

センマイ


二回、センマイ食べたい。慢性化に。
(にかいせんまいたべたいまんせいかに)
センマイは、牛の第三胃です。いったいいくつまであるのかと思いますが、4個です。あと1個ですね。見た目は灰色で、雑巾とも呼ばれるそうです。食すのは、ちょっとハードルが高いかも。でも回文のように一度食べると病みつきになるのかもしれません。(2015/1/18)

ハチノス


よい。生のハチノスの血は飲まないよ。
(よいなまのはちのすのちはのまないよ)
牛の第二胃、ハチノスです。なかなかマニアックな部位になってきました。生のままでは臭みが強いため、普通はいったんボイルしてから料理するそうです。まして血は飲まないほうが良いでしょうね。(2015/1/11)

ミノ


ミノ食いに行くのみ。
(みのくいにいくのみ)
新年最初のお肉は、ミノです。第一胃という部分で、切り開いた形が簑傘に似ていることからミノと呼ばれているそうです。回文は、一つ前のホルモンと少し雰囲気が似ていなくもないですが、ミノが食べたくてしょうがない人の発言ですね。(2015/1/4)

ホルモン


恋仲。ホルモン盛るほかない娘。
(こいなかほるもんもるほかないこ)
ホルモンになりました。内蔵の肉または腸の肉全体をさす名前なので、意味としてはこの後のミノなどと重なりますが、メニューではよく見かけるので含めることにしました。回文は、見たままですが、ホルモン好きの恋人の話題です。なんだか幸せそうですね。(2014/12/28)

サガリ


禍根。サガリが三個か。
(かこんさがりがさんこか)
今度はサガリでして、横隔膜の背側の腰椎に接する部分です。回文は前回と雰囲気が似てますが、サガリがあと三個しかないので、誰が食べるのかというシビアな場面(?)を表しています。内蔵系は多くなくてもいいですが、頼んだからには一個は食べておきたいですよね。(2014/12/21)

ハラミ


無いや、ハラミ。君ら、速いな。
(ないやはらみきみらはやいな)
次はハラミです。横隔膜の腹側に接する部分だそうですが、それはともかく、柔らかくて食べやすい肉で、人気のメニューですね(たぶん)。回文は、読んで字のごとくでして、皆で同じ皿をつついている時には、よく見られる光景です。(2014/12/14)

サーロイン


萌え。サーロイン。色さえも。
(もえさーろいんいろさえも)
ヒレと並んで最高品質のサーロインです。これは専らステーキで食べるのかもしれませんが、もし焼肉屋にあったとしたらとても贅沢ですね。回文は、味だけでなく見た目の色さえも好きだという内容ですが、「萌え」の言葉に違和感を感じる方は、焼肉だけに「燃え。」に替えてもらっても大丈夫です。(2014/12/7)

ヒレ


よだれ。ヒレだよ。
(よだれひれだよ)
最も柔らかい肉で、最高級の部位とされるヒレです。ステーキで食べられることが多いですね、焼肉屋ではあまり見かけませんが、まれに出しているところもあるみたいです。回文は、あまりの美味しさに…ということで、短い文となりました。(2014/11/30)

カルビ


ビールから、カルビ。
(びーるからかるび)
これまた定番のカルビです。おそらく一番人気のメニューですね。回文は極めてシンプルになりましたが、ビールを飲んでそのままカルビをがっつり食べる、という焼肉屋でよく見られる光景を表しています。(2014/11/23)

ロース


スロースターター、足すロース。
(すろーすたーたーたすろーす)
最初の一品は、定番のロース。カルビと並んで、これは外せないですね。回文はいきなり変化球っぽいですが、焼肉の食べる速さが初めはゆっくりな人(スロースターター)が次第に調子をあげ、ロースを追加する様子を表しています。(2014/11/16)


区切り線

〜過去のお題はこちら〜
第1回:「山手線」 第2回:「サザエさん」 第3回:「オーケストラ」
第4回:「都道府県」 第5回:「おでん」 第6回:「教科」
第7回:「球団」 第8回:「ドラえもん」 第9回:「ハンバーガー」
第10回:「星座」 第11回:「お酒」 第12回:「新幹線」
第13回:「EU加盟国」 第14回:「干支」 第15回:「県庁所在地」
第16回:「夏季オリンピック」
 第17回:「ラーメン」 第18回:「テーブルゲーム」
第19回:「運動会」 第20回:「天気」 第21回:「アナと雪の女王」


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