投稿作品 ~ 過去作品 Vol.9

ここは過去作品Vol.9です。(2012/4/5までの投稿)
だいたい50作品くらいを目安に、ページを分けていきます。

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(ゴジラ君の作品)

(2012/4/5)

柑橘みたい、この恋、慣れっこ。釣れないこの子、痛み尽きんか。
(かんきつみたいこのこいなれっこつれないこのこいたみつきんか)

ゴジラ君によるコメントを赤字で掲載します。
「ボクは好きな人をよく柑橘類に例えます。特に酸味や香りなどの主張が強いレモン、ゆず、グレープフルーツなどが多いです。甘酸っぱいというのもありますが、搾ると香りや滴がほとばしる様子とかが、ボクの好きなエネルギッシュで明るさが溢れてるような女性像とシンクロするんですよね。あんまり伝わりきらないんですけど。」
なるほどー。ゴジラ君ほどのするどい感覚はなくとも、恋が柑橘みたいというのは、皆さん共感できるんじゃないでしょうか。

役立たん年始の暦、気怠くめくるだけ。見よ、この新年、ただ苦や。
(やくだたんねんしのこよみけだるくめくるだけみよこのしんねんただくや)

「「つまんねえ年末。」という回文がありますが、新年だって別につまらんよっていう引きこもりっぽい感じを出してみました。ボク自身は別に新年嫌いってこともありません。」
つまんない年末以上に、こんな新年は避けたいものですね~。

親しい(仰げば尊し…)意固地な師、恋しとうと。ハゲを愛したし。
(したしいあおげばとおとしいこじなしこいしとうとはげをあいしたし)

「ここから2つは回文オフ会の際に「卒業回文」というお題が出たので作った作品です。即興作品なので結構雑ですが・・・
カッコの中はバックで流れてるイメージです。仰げばと落としを歌いながら、恋い慕っていた先生(ハゲてて意固地)のことを思い出している、そんな感じです。「恋しとうと」という言い方は若干兵庫弁とかそっち系ですかね。」

おー、発つ野心が多彩。いざ焚かん、シャッターを。
(おーたつやしんがたさいいざたかんしゃったーを)

「集合写真を取るカメラマンはレンズを通して卒業生たちの未来を見据えている・・・そんなイメージです。ただ、後から思ったんですが、焚くのはフラッシュであって、シャッターはきるものですよね(苦笑)」
ご自分で指摘されてますが、でも後半部も意外と自然に読めてしまいました(笑)

スリムな身に見るたるみに皆無理す。
(すりむなみにみるたるみにみなむりす)

「また普段の回文に戻ります。
十分痩せているのに、痩せる所をわざわざ探すような、そういう無理なダイエットをする女性が多くて不思議です。男性はそこまで望んでいない意見が多いと思うんですけどね。」

凄い数、寝ず、介護す。
(すごいかずねずかいごす)

「日本の介護サービスの実態を回文にしてみました。改善が望まれます。」
ほんと実態をよく表してますね。

私が小鳥・雁、こんがりと焦がしたわ。
(わたしがことりがんこんがりとこがしたわ)

「アウトドアクッキングという感じです。」
ちょっとホラー系なのかと思ってしまいました…。

「いらつくな!」「てんで、おでん、なんも良い点ない?」
「結構馬鹿なの?なんでおでんなの?
半ば烏骨鶏なんて良いもん、なんで?おでんて・・・」泣く。辛い。
(いらつくなてんでおでんなんもいいてんないけっこうばかなのなんでおでんなの
なかばうこっけいなんていいもんなんでおでんてなくつらい)

「愛する彼氏のためにせっかく奮発して手料理作っても、こんなこと言われたらそりゃ泣いちゃいますよね。」
ひどい言われようですが…ちょっと笑えます。中央の「なんでおでんなの」あたりから発展させて(というのは私の想像ですが)、ここまでの話にするのはすごい!

【漢字回文】
「日曜日、曇天?雨天?晴?」
「本日中国全土、金土全国中、日本晴天。雨天・曇、日曜日。」
(にちようびどんてんうてんはれほんじつちゅうくにぜんどきんどぜんこくじゅう
にほんせいてんうてんくもりにちようび)

「漢字回文を作る流れがあったので作ってみました。読みが書いてあってもさすがに漢字ばかりだと意味がわかりづらくなりますが、「日曜日は曇?雨?晴?」「本日中は国の全土で、金土も全国中で日本は晴。でも雨か曇だ、日曜日は。」という流れです。」
久々の漢字回文、うれしいですね!一見、中国語みたいですが(?)よく読むとちゃんとした日本語になっています。面白い!

(2012/3/27)

トナカイならシカ科になりまぁす。あまり何科か知らないかなと。
(となかいならしかかになりまぁすあまりなにかかしらないかなと)

ゴジラ君によるコメントを赤字で掲載します!
「トナカイはシカなのかどうかという話になり、作った回文です。」
回文ではなく、自然なツイートのような(?)文ですね。うまいなあ。

彼、件の飲んだくれか。
(かれくだんののんだくれか)

「のみや業界では有名。」
大人物なのか、ただの酔っ払いなのか…。

無視出来ひん、イライラ、ものもらい。ライン引きで染む。
(むしできひんいらいらものもらいらいんひきでしむ)

「ものもらいのときにアイラインとか引くのは大変そうだなぁと。」
解説を見て納得。無視できないほど痛そうですね。

いかん、桟橋にて頭に海パン被りつつ、釣り部乾杯、
蟹またアテにし、晩餐会。
(いかんさんばしにてあたまにかいぱんかぶりつつつりぶかんぱい
かにまたあてにしばんさんかい)

「酔狂の釣り部がばか騒ぎ。」
ばか騒ぎの様子がよく伝わってきます。内容はハチャメチャなのに構成がシンメトリーというのがすごい!

ザンギリ頭あそこにここに。様知らず珍し、
まさにここにこそ数多有り、銀座。
(ざんぎりあたまあそこにここにさましらずめずらし
まさにここにこそあまたありぎんざ)

「今も昔も時代の最先端が集まる街、そんなイメージで作りました。」
文明開化の雰囲気が漂う、味のある回文ですね。


(河辺和歌さんの作品)

(2012/3/27)

神主できたら滝で死ぬんか
(かんぬしできたらたきでしぬんか)

初投稿の河辺和歌さんです。ありがとうございます!「最近、回文にハマッテまして、まだまだレベル低いですが、これからも投稿させてもらいますので、よろしくお願いします。」とのコメントです。楽しみですね。

岡武志の子 空手まあ得意で急いで行くと 尼寺か このシケた顔
(おかたけしのこからてまあとくいでいそいでいくとあまでらかこのしけたかお)

初めの2作はちょっとブラックなテイスト(?)で、当サイトではあまり見かけない雰囲気ですが、掲載の基準はクリアしていると判断しました…。架空の人物として読んで頂ければと思いますです。

よせ黒木!眠たげに犯人は逃げた旨 記録せよ!
(よせくろきねむたげにはんにんはにげたむねきろくせよ)

とてもスピード感のある回文ですね。

火星探査 遠(ト)いかなとシネマで真似し トナカイとサンタ伊勢か?
(かせいたんさといかなとしねまでまねしとなかいとさんたいせか)

「チョット無理ありますが‥」とのコメントですが、火星探査からシネマ、トナカイ、サンタ、伊勢という脈絡のない感じ(?)が、未来的とも言うべき不思議な世界を作り出しています。


(ゴジラ君の作品)

(2012/3/9)

道路歩めっ!未知の地見つめ、Your Road!
(どうろあゆめっみちのちみつめゆあろうど)

本日も、ゴジラ君とっておきの作品を頂きました!パチパチパチ。ゴジラ君によるコメントを赤字で掲載します。
「ふっと湧いたんですが、前向きでなかなか気に入っています。」
内容もすばらしいし、リズムもあって、とてもいいですね。最初が「道路」で最後が「Road」と、日英で対応しているところも面白い!

医師また救った。心身から感心した、尽くす魂。
(いしまたすくったしんしんからかんしんしたつくすたましい)

「医師としての理想みたいなものを回文にしてみようと思いまして。」
姿勢を正して読みたい回文です。「尽くす魂」って、いいなあ。

グー!晩はハンバーグ!
(ぐーばんははんばーぐ)

「ここからは、昨夜開催された回文祭での作品から選びました。「カタカナ語を使った回文」という縛りで作品を競い合い、なかなかにスピード感あふれた、エキサイティングなお祭り騒ぎとなりました。」
「ハンバーグはテンション上がるメニューの定番ですね。」

カタカナ語は難易度高いんですよねー。いやはや、皆さん名人なんですね。

ブランデーが今美味いよ!庭に酔い舞う。マイ・ガーデン、ラブ!
(ぶらんでーがいまうまいよにわによいまうまいがーでんらぶ)

「ブランデーで愉快に酔って、庭で踊り狂う、そんな感じです。」
酔って踊って、「マイ・ガーデン、ラブ!」と叫んでいる様子(?)が目に浮かぶようです。

ワルども、塀内へ戻るわ。
(わるどもへいないへもどるわ)

「戻っちゃだめなんですけどね。」
一度出所したのに、また入ってしまうということでしょうか…。

ポットでティー。舞う香、うまーい!手でトッポ。
(ぽっとでてぃーまうかうまーいてでとっぽ)

「香り高い紅茶とトッポは合うでしょうが、なんともミスマッチな光景な気がします。」

キノコ食うハキリアリ、木這う。クコの木。
(きのこううはきりありきはうくこのき)

「ハキリアリは切ってきた葉でキノコを栽培して食べることで有名ですね。そいつがクコの木を這っていたわけです。」
ハキリアリ、初耳でした。勉強になります!

「泣いた!気張れ!コアなダントツニューユニット。」
「んだなあ。これは期待な。」
(ないたきばれこあなだんとつにゅーゆにっとんだなあこれはきたいな)

「レコード会社とかでは、日々こんな会話が繰り広げられてそうな予感。」
後半の方言っぽい人が、実は名プロデューサーという気がしてなりません。

海外、断然セントクリストファー・ネービス!リフレッシュし。
ツレ「フリスビーねー!」逢ふと「スリ、9度!」「ん?全然だ。意外か?」
(かいがいだんぜんせんとくりすとふぁーねーびすりふれっしゅし
つれふりすびーねーあふとすりくどんぜんぜんだいがいか)

「「セントクリストファー・ネービスでだれか作って」という回文師からのムチャぶりに答えてみました。「セントクリストファー・ネービスが大好きでリフレッシュ中の主人公ですが、ツレはフリスビーが無いと叫んでいます。逢って話を聞くに、既に9度もスリに合っているのだとか。しかし主人公は全くそんなことはなく。」という状況。」
ずいぶんなムチャぶりでしたねえ…。でも、リフレッシュなんて言葉まで追加して仕上げるところはさすがです。個人的には、自分以外の人が国名で無理やり(?)作っているのを見られてうれしいです。普通の回文作者はこういうのはパスしますからね~。

エネルギーか。使いきるねえ。
(えねるぎーかつかいきるねえ)

「見つけたものは全部食いつぶしてしまう気がします。」

私が最後とす。ラスト語彙探しだわ!
(わたしがさいごとすらすとごいさがしだわ)

「最後ギリギリセーフの時間にこれを投稿しました。」
これはすごい!回文作りって本当に語彙探しなんですよね。特に回文作者にとって、心に残りそうな回文です。

ゴジラ君のアイデアと才能はとどまるところを知りませんね。珠玉の作品を掲載させてもらえて、幸せです。私も(いつも言っている気がしますが、今度こそは真剣に…)がんばらなくてはと思いました!

(2012/3/1)

来て住もうよ。金閣が近く、環境も素敵!
(きてすもうよきんかくがちかくかんきょうもすてき)

ゴジラ君から、すごいのが来ましたよ。皆さん!
ゴジラ君、最近はtwitterでも回文をされているそうです。私はまだ足を踏み入れていないのですが、これを機に登録してつぶやいてみようかな…。「twitter回文界のご紹介をさせて頂きますと、不定期に回文祭が行われたり、回文に対して回文での返答が続いたり、誰かの回文に感化されて流行りのテーマができたりと、皆創作意欲満々です。」とのコメントです。twitterで生まれたゴジラ君の新作から投稿して頂きました!
以後、ゴジラ君によるコメントを赤字で掲載します。
「最近京都で雪が積り、金閣寺の雪化粧を生で見て感動しました。その時に作った回文です。」
金閣の近く、住んでみたいです~。きれいにまとまったこの回文自体が素敵ですね。

ルマンドが苦。噛みテクが高くて味覚が鈍麻る。
(るまんどがくかみてくがたかくてみかくがどんまる)

「食べにくいお菓子について回文師たちと議論していたとき(こういう関係ない語らいも結構します)、個人的に一番食べにくいと思っている「ルマンド」を使って作った回文です。噛むやいなやボロボロと零れ落ちるので、そこに要求されるテクは相当のもの。味覚に気を遣っていられないので鈍ってしまう。そんな情景です。」
「鈍麻る」という言葉を初めて見たので検索してみたら、「鈍麻」はもしかして医学用語では?さすが!?
ルマンドは結構好きなお菓子ですが、たしかに噛みテクが要求されますね。うーん、これからはルマンド食べるたびにこの回文を思い出してしまいますねえ。

「广」・「鬼」さ。間は「木」と「木」はまさに俺だ!「魔」!
(まだれおにさまはきときはまさにおれだま)

「「广+鬼+木+木=魔」。一昨日から突如「文字回文」と呼ばれる物が流行り始めました。文字の成り立ちを回文で表してみようという試みです。なかなかに難しいですが、漢字は表意文字なだけあって、主題がパーツとして隠れているため、ストーリーが組みやすく、とてもそそられるテーマです。」
一昨日流行りだして、もうこんなすごい作品ですか(しかもこの後、まだまだ続きます)。twitterのスピード、おそるべし。漢字のパーツを使って回文にするとは、ものすごい制約ですね!でも、制約があるほど面白く、いろいろなアイデアも出てくるというのは、よく分かります。

木茂り、もはや視野は森景色。
(きしげりもはやしやはもりげしき)

「「木が茂る→森」という文字回文。個人的にはパーツを並べるだけの文字回文では満足できず、普通の回文の中に隠すというこだわりを持って、これ以後励んでいます。ちなみに、こっそり「はやし」を隠してあります。」
本当だ、「はやし」が隠れてる…。とても面白い!

世の中、秋はサ、木の葉の濃さは黄・赤なのよ。
(よのなかあきはさこのはのこさはきあかなのよ)

「「世+サ+木=葉」。」
「文字回文」と知らなければ、普通にストーリー性のある回文として読めますね。

良いこの恋し、亦、心ここ。魂「この子」云い。
(いいこのこいしまたこころここたましいこのこいい)

「「恋=亦+心」。魂の声に導かれて、結局また心がここへ戻ってきてしまうような、そんな良い恋。」

立つ兄ら。戸に人気嗅ぎつけ、兄云ふ「人かしら?雨嵐か?」問ひ、
不意に開け、月影と灯に虎に会った。
(たつあにらとにひとけかぎつけあにいふひとかしらあめあらしかとひ
ふいにあけつきかげとひにとらにあった)

「本題は「云+(人がしら)=会」のつもりでした。「→人がしら→人かしら」という変換が使えそうだったので、何とか使ってやろうとすったもんだしたらこんなに伸びてしまい、もはや何が主題だかさっぱり分からない始末(苦笑)」
部首名からの変換もありですか、広がるなあ。もとの本題はありつつも、長めの回文としてストーリーを楽しむのもまた一興です。

痛い馬鹿行う子、教え甲斐有るな。受けろ、個々ノ心。稀有なる愛。
返しを乞うな。子をかばいたい。
(いたいばかおこなうこおしえがいあるなうけろここのこころけうなるあい
かえしをこうなこをかばいたい)

「これも本題は「受+ノ+心=愛」なのですが、やはり伸ばしすぎました(苦笑)教師の熱い生徒愛をテーマにしてみました。最近は「お」と「を」を混同することも自分の中で良しとしています。」
これは、文字回文に留めるのはもったいない(?)くらい、名作の香りがする作品です。金八先生みたいですね。
「お」と「を」の混同は、私は昔からやっています。一方、濁点・半濁点の有無は自分では許可してないんですが、皆さんのを見ていると、良しとするのもいいなあと思ったりして…ルールは固定せずに変えていってもいいとは思ってます。

ドーム内観戦時混沌。水戸はバドミントン個人戦が異なムード。
(どーむないかんせんじこんとんみとはばどみんとんこじんせんがいなむーど)

「回文祭で各々テーマを決めて作っていたときの作品です。オリンピック競技をテーマに選び、バドミントンで作ってみました。水戸ではなぜかバドミントン個人戦が超人気で、ドーム内が異様なムードに包まれるといった内容です。」
テーマを決めた回文ですか…当サイトの十八番ですね(?)設定に無理がなく、異様なムードがよく伝わってきます。

「ん・・・?空まで・・・マラソン・・・?」
(んそらまでまらそん)

「同じく回文祭から。炎天下のマラソンで朦朧として幻覚を見ています。三途の川に片足突っ込んだ状態です。」

「スタミナ尽きたか?良い色取りよ、金!たかが短距離!とろい!」
言い方キツ・・・涙す。
(すたみなつきたかいいいろとりよきんたかがたんきょりとろいいいかたきつなみだす)

「同じく回文祭から。今度は短距離です。選手にキツイ言葉を投げる裏には、選手の実力を信じる愛があると思います。」
これ、一番好きかも(笑)たしかに言い方キツ…。初めから終わりまでトーンが一定なのがすごいなあ。

いやあ、今日のは質にも量にも圧倒されましたね!しかも、twitterではゴジラ君以外にも名回文師がいるみたいで、同業者としては末恐ろしいくらいです(笑)みんなで競い合うとどんどん出てくるものなんでしょうね。「どんな回文を作るか?」という点についても、いろいろアイデアが出てきそうです。また成果を披露して頂けるととてもうれしいです!

(2012/1/23)

死んでいても、確かあの棚、あそこにこそ、あなたの証。保て遺伝子!
(しんでいてもたしかあのたなあそこにこそあなたのあかしたもていでんし)

久しぶりのゴジラ君の登場です。お待ちしていました!最近はお忙しく、回文からはしばらく離れられていたそうですが、また投稿頂けてうれしいです。「子供ができる前に夫をなくした妻が精子バンクに夫の生きた証を求めてやってきたところです。なんかしんみりしますが、最後は前向きに、新しい命への希望を胸にいだいたという感じです。」とのこと。難しいテーマの中にドラマ性があって、さすがの回文ですね。また、力作でも、くだらないもの(?)でも構いませんので、思いついたら送ってくださいね。いつでもお待ちしてます!


(ハイパーマリオさんの作品)

(2011/1/18)

溶けるテレカ、色黒のギャル。今朝ささげる山羊の轆轤イカれてるけど。
(とけるてれかいろぐろのぎゃるけさささげるやぎのろくろいかれてるけど)

何やらコワイような雰囲気ですが、本当にコワイ話なのか判断は難しいです…。

パパは色白いやい!赤い6、濱田の顔。誰かは黄色、朱色臭いさ、黒い湯。白い木は枯れた。丘の玉は黒いかあ?いや、色白い。ハハハ。
(ぱぱはいろ しろいやいあかいろくはまだのかおだれかはきいろしゅいろくさいさくろいゆしろいきはかれたおかのたまはくろいかあいやいろしろいははは)

「濱田は実際クラスにいる友達です。なんとなく考えていたら、一番長い回文ができました。」とのコメントです。長くなりましたねー!色とりどりの絵の具のように、色彩感あふれる回文です。


(ヤギヌマさん。の作品)

(2011/1/13)

涌井慕った愛しい繊細なタカシ買う兄「まあ毎月毎月太るのに、つい明るく卵買う布袋と歯科の斉藤、歯茎の器具はうとい。佐野、貸しといて。放課後また来るか。」アイツに乗ると不吉。今キツい。まあ、間に合うか。「仕方ない、賛成しといたったし、行くわ。」
(わくいしたったいとしいせんさいなたかしかうあにまあまいつきまいつきふとるのについあかるくたまごかうほていとしかのさいとうはぐきのきぐはうといさのかしといてほうかごまたくるかあいつにのるとふきついまきついまあまにあうかしかたないさんせいしといたったしいくわ)

初投稿のヤギヌマさん。です。ありがとうございます!「別のサイトだと、長すぎて載せてもらえないようで(笑)歯茎の器具ってのを思いついて、付け足したら止まらなくなりました。(笑)」とのコメントです。そうですか!このサイトでは長くても大丈夫ですよ~。「歯茎の器具」に付け足していくのは回文作りのセオリーだと思いますが、こんなに長くなるとはすごい!

手伝う時にリエ「彼女の遺作、そう、『ジキルとハイドと土居』はとる記事嘘くさいの。4時の帰りに祈祷だって。」
(てつだうときにりえかのじょのいさくそうじきるとはいどとどいはとるきじうそくさいのよじのかえりにきとうだって)

これでも十分長いですが、上に比べると短文に見えてしまいますよね。彼女の遺作、「ジキルとハイドと土居」が笑えます。最後、日本人かよ~みたいな。

2位か、近藤。出来る後の枠いらないなら行くわ、能登。歩きでうどん粉買いに。
(にいかこんどうできるあとのわくいらないならいくわのとあるきでうどんこかいに)

能登まで、歩きでうどん粉を買いに行くのはハードそうです。


(ハイパーマリオさんの作品)

(2011/1/10)

留守疎い、洋々たるカルタ、ウヨウヨ移動する
(るすうといようようたるかるたうようよいどうする)

「嘘!いかに権太の国の肉の団子苦い?」
「そう!」
(うそいかにごんたのくにのにくのだんごにがいそう)

家庭愛、肩たたき。来た!戦い相手が!
(かていあいかたたたききたたたかいあいてが)

今、運動会で食べたで、イカ饂飩。旨い!
(いまうんどうかいでたべたでいかうどんうまい)

鳴いたエゾジカだけ、溶けた菓子添えたいな
(ないたえぞじかだけとけたかしそえたいな)

今年最初の投稿は、ハイパーマリオさんからです。ありがとうございます!「20字くらいの回文を考えました。ペンネームを変えました。もと「なつき」です。」とのコメント。何と、元「なつき」さんでした。20字くらいの長さになると、いろいろなストーリー性が出てきますね。新たなペンネームでも、またよろしくおねがいします!


(dotさんの作品)

(2010/12/8)

猿、師走走るさ
(さるしはすはしるさ)

dotさんからの投稿です。たくさんの作品、ありがとうございます!師走は忙しくて猿も走るって、何か納得できます。

イタメシで〆たい
(いためしでしめたい)

ダンテ、ケツに何付けてんだ?
(だんてけつになにつけてんだ)

ケツは当サイト的にはあまり奨励しないワードですが…内容は楽しい感じなのでセーフです!

どけるな!車は丸くなるけど
(どけるなくるまはまるくなるけど)

個人的にはこれ、気に入りました。車が丸くなるって、一体どうなってるんでしょう?

悪い!近藤、うどん粉要るわ
(わるいこんどううどんこいるわ)

マジ怖いな。右脳が違う脳。…無いわ。小島
(まじこわいなうのうがちがうのうないわこじま)

脳が違うんではなくて、右脳だけが違うというところが、よりいっそう怖いかもしれないですね。


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