投稿作品 ~ 過去作品 Vol.10

ここは過去作品Vol.10です。(2013/3/18までの投稿)
だいたい50作品くらいを目安に、ページを分けていきます。

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(ゴジラ君の作品)

(2013/3/18)

サリバン震えた。
声も音も欠いた身、見えない目、嘘みたいな苦。
この子の苦が胸突いた。行く末、過酷。
が、文字一から断固仕込んだら勝ち。
意地、もがく子変え、救いたい、常無学のこの酷な痛み。
聡明な笑み見たいかもと思え、応える踏ん張りさ。
(さりばんふるえたこえもおともかいたみみえないめうそみたいなくこのこのくがむねついたいくすえかこくがもじいちからだんこしこんだらかちいじもがくこかえすくいたいつねむがくのこのこくないたみそうめいなえみみたいかもとおもえこたえるふんばりさ)

久しぶりのゴジラ君からの投稿です。ここ一年のお気に入り作品を頂きました。ありがとうございます!
(コメントを赤字で掲載します)

「「奇跡の人」をモチーフに、サリバン先生の決意を回文にしてみました。原題の正しい意味は「奇跡を起こした人」ということで、これはサリバン先生を指す言葉だそうです。」
久しぶりに達人の芸術を見ました。サリバン先生のストーリー通りの内容で、完全回文。(回文の)才能だけでここまでのものができるというものでもなく、運も味方につけているとしか思えません。素晴らしい!

綿毛摘んだ春、「好き」に胸焼いたなあ。
夏、快晴ナリ、半裸真っ黒、燃ゆ、二人恋。
秋、分からない答え、燃えた恋なら乾き、愛懲りた。
冬、脆くつまらん張り無い生活な貴方、嫌ね、無に帰する、破談告げたわ。
(わたげつんだはるすきにむねやいたなあなつかいせいなりはんらまっくろもゆふたりこいあきわからないこたえもえたこいならかわきあいこりたふゆもろくつまらんはりないせいかつなあなたいやねむにきするはだんつげたわ)

「自分の中では「二人のひととせ」と題名をつけています。季節のイメージと、男女の恋愛をシンクロさせてみました。」
四季の移ろいにともない、二人の恋愛も変化していくのが見事です。互いに反転の関係にある前半部分と後半部分で、まるで意味が逆になっているのが面白いなあ。

君の声 小さい苗木 幾つもに 眠りし力 果結ばせます
経った月 赤面した身 叫び呼び 今朝見た新芽 奇跡伝った
澄ませばす 無から価値知り 胸に持つ 悔い消えないさ 一会この幹
(きみのこえちいさいなえきいくつもにねむりしちからかむすばせます
たったつきせきめんしたみさけびよびけさみたしんめきせきつたった
すませばすむからかちしりむねにもつくいきえないさいちえこのみき)

「川柳3つで全体として回文です。二つ目はそれ自体回文で、一つ目と三つ目はたいこめの関係にあります。

苗木に語りかける女性に心惹かれた主人公。
やがて二人は恋に落ち、育った若木に芽吹いた新芽に喜びの声をあげ、特別な想いで見つめます。
しかしそんな二人にもいつしか別れが訪れ、そこには幹と無音だけが残ったのでした。

「音」をテーマとした回文祭での作品なので、各川柳に「声」「叫び」「無(音)」を混ぜ、ストーリーの中心に一本の木を据えてみました。」

本当に「音」と「木」をモチーフにしたストーリーになっています。川柳というより、全体で一つの詩ですね。しかも言われなければ回文とはまず気付かないという完成度です。ゴジラ君…今回も感動をありがとう!

(2012/6/18)

「煮ろ、釜の中。既に中に。」
「浮かぶツブツブか?ウニか?何ですか?」「ナノマカロニ。」
(にろかまのなかすでになかにうかぶつぶつぶかうにかなにですかなのまかろに)

初めにゴジラ君から、回文作りに関するコメントです。(以後、赤字で掲載します)
「最近は濁点、半濁点や「わ⇔は」「え⇔へ」「お⇔を」「ー⇔母音」の変換をしない完全回文にこだわり始めました。やってみると、完全回文にこだわり始めてから作風が変わり、むしろ良くなったように感じています。自由度は減ったはずなのに、妙な感じですが、このまま完全回文にこだわっていこうと思っています。(「っ⇔つ」のような大小変換は有りにしてます)」
完全回文は、大変な道のりだと思いますが、そうですか。さすがゴジラ君!
ちなみに私は(当サイトの回文は)、昔から濁点・半濁点の付け替えは許していないので、そのぶん苦労しています。(何しろインターネットで情報が得られない頃からそうしていたので、濁点・半濁点を取ってもいいという発想がなかったんですね。)たしかに、制約が多い中から、かえって面白い回文が生まれることはあると思います。私のは完全回文ではないですが、お互いがんばりましょう!
あ、でも、今後ゆるいルールに変更しても、それはそれでOKということにしましょうね、お互い…。
以後、個々の回文に関するゴジラ君のコメントです。
「謎の新食材。」
浮かぶツブツブ=ナノマカロニですか~。安全性が実証されるまで、食べてみたくないですねえ。

桜島 灰害以外は マジ楽さ
(さくらじま はいがいいがいは まじらくさ)

「鹿児島回文川柳」
たしかに!そんな感じします。

「旦那!バカが!チッ!」「そういうそっちがカバなんだ!」
(だんなばかがちっそういうそっちがかばなんだ)

「どっかで聞いたことあるような言い回し。でも、なんか違う。」
回文マジックですね。

肩が凝るなら更なる小型化。
(かたがこるならさらなるこがたか)

「日本の技術で負担を減らす。」

最高な彼、随分贅沢よ。かなりタフでね、普段パワフル。
夢が、ナスカと、リオの眠らない夜、胸に眠る宵なら
胸の澱溶かす眺め、ゆるふわパンダ、船で二人仲良くタイ・・・
全部いずれ叶う恋さ。
(さいこうなかれずいぶんぜいたくよかなりたふでねふだんぱわふるゆめがなすかとりおのねむらないよるむねにねむるよいならむねのおりとかすながめゆるふわぱんだふねでふたりなかよくたいぜんぶいずれかなうこいさ)

「結婚する気満々の女性の夢は広がる。」
完全回文で、ここまで長いのはすごい!ゆるふわパンダは、完全回文のおかげで登場してきた感じですね。

無いわ・・・。懲りろ、すごくふくよかな夫婦。
仲良く服ゴスロリ。恐いな・・・。
(ないわこりろすごくふくよかなふうふなかよくふくごすろりこわいな)

「ゴスロリファッションは概して似合ってない人がしてる率が高いような・・・」
怖すぎます・・・。

見ろ、シルク!嫁ぐ嫁よ、グッと来る白み。
(みろしるくとつぐよめよぐっとくるしろみ)

「ウェディングドレスの輝きに目を奪われ。」

理屈雑。正解解説ざっくり。
(りくつざつせいかいかいせつざっくり)

「あまり勉強にならない問題集。」
理屈が雑なのは困りますね。。

感心さ 球良いよ、また 三振か
(かんしんさ たまよいよまた さんしんか)

「名投手回文川柳」

粘膜に 食べカスか?ベタ! 肉まんね
(ねんまくに たべかすかべた にくまんね)

「歯科検診前には恥をかかないように、歯磨き・うがいを念入りに。回文川柳」

エコの波 節電で、打と 強い策⇔臭いよっ? 東電でっせ? 皆の声
(えこのなみせつでんでうとつよいさく⇔くさいよっとうでんでっせみなのこえ)

「時事たいこめ川柳に挑戦してみました。個人的にはまだまだ国も東電も信頼なりません。」
たいこめを掲載したのは初めてだと思います。ありがとうございます!表と裏の対比が見事で、面白いなあ。

夏蝉や 燃え籠む声も 止み刹那
(なつせみや もえこむこえも やみせつな)

「燃え上がるような蝉の鳴き声が山の中に籠もっていたのが、一瞬止んでしんとした。そんな光景を回文川柳にしてみました。」
文学的ですね。季語があるから俳句になっているのかも。

「好き?」みたいな問いなら分からないし、解けてく仲は儚くて・・・
けど、欲しいなら、変わらないと。泣いた身、キス。
(すきみたいなといならわからないしほどけてくなかははかなくて
けどほしいならかわらないとないたみきす)

「迷いの多い青春の恋。」
綿矢りさの小説(?)みたいです。

秒読み。朝に金の環。のんきに、さあ見ようよ、美。
(びょうよみあさにきんのわのんきにさあみようよび)

「金環日食回文です。以前投稿した「見ようよ秒読み」を流用しました。」
あの朝のことが、思い出されますね。

エクリプス並によ、徐々に皆スプリ食え!
(えくりぷすなみによじょじょにみなすぷりくえ)

「これも日食回文ですが、こっちはおふざけ。エクリプスは英語で日食。スプリはイタリアンレストランによくあるいわゆる「ライスコロッケ」です。丸いので、ちびちび味わいながら、日食のように食べなさいという教え。」
エクリプスを回文にしたいという執念(?)を感じました。

4回呼んでスルー、留守電よ、イカンよ。
(よんかいよんでするーるすでんよいかんよ)

「電話に誰も出んわ。」
駄洒落と回文の懸け橋となる作品です。

ヨシ、このうどん、香川讃岐で以外できぬさ。我が感動のコシよ。
(よしこのうどんかがわさぬきでいがいできぬさわがかんどうのこしよ)

「最近のお気に入り作です。「うどん県」に改名か?というようなニュースもあったり、香川はうどんの話題には事欠きませんね。」
思わず、香川に行きたくなりますね。

「好き」と言えず…でも、振りセリフも出ず…「えい!」とキス。
(すきといえずでもふりせりふもでずえいときす)

「青春回文もう一個。別にボクが最近青春してるわけではありません(苦笑)」
回文の世界では間違いなく青春してます…!

胃カメラがな、さらなる変わりよう。よりimage、胃、明瞭。
より分かるなら、さながら目かい?
(いかめらがなさらなるかわりようよりいめいじいめいりょうよりわかるならさながらめかい)

「最近医学回文が増えました。専門的になりすぎて意味が通らなくならないぎりぎりくらいを狙っています。」
大丈夫です。まだ十分に分かりそうです。

痛い薬はやめたいが…泣き騒ぐの、したくないが…
後の害無く、他凌ぐわ。先長いため、やはり救いたい。
(いたいくすりはやめたいがなきさわぐのしたくないが
のちのがいなくたしのぐわさきながいためやはりすくいたい)

「副作用はきつくても、その分効果があり、後遺症も残らない優れた薬を選択する苦悩。」
なんか回文を通り越して、お医者さんのカルテを見ているようです。

鳥羽温泉からね、叔父、レジオネラ感染、叔母と。
(とばおんせんからねおじれじおねらかんせんおばと)

「温泉や噴水など、水場からの集団感染が時折問題になるレジオネラ肺炎。」
水場からの集団感染の部分は本当ですが、鳥羽温泉はフィクションです。よね?

華やぐ太陽照る丘に香るてんさぐや、那覇。
(はなやぐさんてるおかにかおるてんさぐやなは)

「太陽=SUN。近頃、漢字の英語読み変えをちょこちょこ使っています。」
那覇の回文、私も最近作った気がしますが…、ここまで広げることもできるんですね。勉強になります。

(2012/5/31)

錦鯉よりも生きながらえた、鰓が無きイモリよ。以後、岸に。
(にしきごいよりもいきながらえたえらがなきいもりよいごきしに)

ゴジラ君によるコメントを赤字で掲載します。
「池の主、世代交代。今はイモリが岸から睨みをきかせています。」
ちゃんと生物学的にも正しい内容で、すごい(さすが医学部)!

皆春好き。去る春の辛さと恋・戸惑い、殊更募る、春先する花見。
(みなはるすきさるはるのつらさとこいとまどいことさらつのるはるさきするはなみ)

「皆が楽しんでいる中、実は去年の春の辛い思い出を募らせている。」

なかなかこの娘、名前ガチ間違え。茉奈?この娘、佳奈かな?
(なかなかこのこなまえがちまちがえまなこのこかなかな)

「茉奈佳奈、ボクは完璧に見分けられます。ザ・たっちは無理です。」
マナカナ見分けられるんですかー、私は無理です(ザ・たっちも)。名前ガチ間違えます…。

世界にEYEでメス。街の息、名も無き命、マスメディアに活かせ。
(せかいにあいでめすまちのいきなもなきいのちますめでぃあにいかせ)

「鋭い目で世界にメスを入れるという感じのコンセプトで作りました。」
「アイでメス。マスメディア。」でも回文なんですね。目から鱗です。

冷めたルウ 入れとくトレイ 売るためさ
(さめたるう いれとくとれい うるためさ)

「家庭用カレールウ発売秘話。(回文川柳)」
五七五だー!この後も続きますよ。

寝たきり祖母に見せたいから書いた蝉にボソリ「汚ね・・・」
(ねたきりそぼにみせたいからかいたせみにぼそりきたね)

「健気な孫の思いと、つい漏れてしまった本音。」

ん!マジ、ゴイスー!青いお、Earth!以後自慢!
(んまじごいすーあおいおあーすいごじまん)

「ガガーリン「地球は青かった」回文訳。」
ゴジラ君の作品ではなかなか見られない、崩し気味の文体です。ガガーリンの驚きの様子がよく表れていますね。

毒は常 殿下吐かんで 熱は九度
(どくはつね でんかはかんで ねつはくど)

「命狙われる殿下。(回文川柳)」

殿下の子よ! 確かめか?したよ! この勘で!
(でんかのこよ たしかめかしたよ このかんで)

「権力が欲しい女官。(回文川柳字余り)。」

花の下 若い娘恋か 「私の名は・・・」
(はなのした わかいここいか わたしのなは)

「花の下での出逢いに緊張しながらも一歩踏み出そうとする娘。(回文川柳字余り)」

妹・男子 桜開くさ この想い
(いもおのこ さくらひらくさ このおもい)

「それを陰ながら応援する兄。(回文川柳)」
すごい、連作になっている!

あわや失敗?拡散しないな・・・新作開発シャワー。
(あわやしっぱいかくさんしないなしんさくかいはつしゃわー)

「シャワー開発の試行錯誤。」

好きだけど 夜は終わるよ 融けたキス
(すきだけど よるはおわるよ とけたきす)

「朝が来たら二人はさよなら。(回文川柳)。」

イカだけが気高い。
(いかだけがけだかい)

世の中一番がイカかい?カンパチ以下なのよ。
(よのなかいちばんがいかかいかんぱちいかなのよ)

「海鮮同士の醜い争い。」
ハイレベルな争いなのかどうかすら、分かりませんですねー。

(2012/4/9)

はしかで体斑か。で、下肢は?
(はしかでからだまだらかでかしは)

ゴジラ君によるコメントを赤字で掲載します。
「はしかの発疹は体幹から始まって徐々に四肢に広がるので、体に斑模様があっても下肢にもあるとは限らない。」
お医者さん(の卵)の解説つきの回文、貴重であります。

ミスって人間に徹す身。
(みすってにんげんにてっすみ)

「元に戻る呪文を忘れたタヌキ。」

ミスって、逃げ出し、しこたま嘘ついて、妻や兄や親に謝って、
一層また御指示だけに徹す身。
(みすってにげだししこたまうそついてつまやあにやおやにあやまって
いっそうまたごしじだけにてっすみ)

「人生誰しも間違いはおかす。素直に謝って一からやり直しましょう。」
一度とことんまで落ちたけれども、その後改心してやっていくという希望の見える回文ですね。

「ここからは回文祭での作品です。今回はボクがお題係となりまして、「2文字区切り回文」で競い合いました。2文字を1単位として対称となる文章になっています。」
以降は、ゴジラ君による「新しい回文」ですよ、皆さん!では、新しい世界を見てみましょう。

【2文字区切り回文】
相当量発汗し解熱。睡眠の意味っす。懸念し使う針よ。痘瘡。
(そう・とう・りょ・うは・っか・んし・げね・つす・いみ・んの・いみ・っす・けね・んし・つか・
うは・りよ・とう・そう)

「痘瘡は天然痘のことです。高熱が出ます。針刺し事故による感染なども懸念しながら注射針も使うことになるでしょう」
構成される言葉は必ずしも偶数文字でないんですね。音楽のシンコペーションのよう(?)で、面白いです。

【2文字区切り回文】
げぇ!食う気や!冷蔵庫で象冷却。うげぇ!
(げぇ・くう・きや・れい・ぞう・こで・ぞう・れい・きゃ・くう・げぇ)

「アフリカ人とかは食ってるんでしょうかね?」
どうでしょう??

【2文字区切り回文】
申し込みを仕込もう。
(もう・しこ・みを・しこ・もう)

「申し込みが殺到しているかのように見せかけるイカサマ。」

【2文字区切り回文】
そう!大王気に入ったら流行らすの。鉄橋付きのテラスは
やたら一気に応対増。
(そう・だい・おう・きに・いっ・たら・はや・らす・のて・っき・ょう・つき・のて・らす・
はや・たら・いっ・きに・おう・たい・ぞう)

「大王の人気にあやかった庭師ビジネス。」

【2文字区切り回文】
妖怪が胃潰瘍。
(よう・かい・がい・かい・よう)

「妖怪回文をほぼ専門とされている方が参加されたので、歓迎の意味も込めて。」
妖怪回文専門の方ですか~世界は広いですね…。

【2文字区切り回文】
頬杖つき、昨晩モーテルで泣いていた子、小児科に通う。
腰痛い。手でなでる。もう万策尽き、杖、ほぼ。
(ほほ・づえ・つき・さく・ばん・もー・てる・でな・いて・いた・こし・ょう・にか・にか・よう・
こし・いた・いて・でな・でる・もう・ばん・さく・つき・つえ・ほぼ)

「なんか社会問題っぽい作品になってしまいました。」

【2文字区切り回文】
ただ独りネット、もう暗いさ。「会社関係の用事とかは無いなう。」言い、
「そうだ、京都行こう!」と。今日、大層良いな、花と香。
宇治の夜、景観、視野が良い。桜もウットリね。人多々。
(ただ・ひと・りね・っと・もう・くら・いさ・かい・しゃ・かん・けい・のよ・うじ・とか・はな・いな・
うい・いそ・うだ・きょ・うと・いこ・うと・きょ・うた・いそ・うい・いな・はな・とか・うじ・のよ・
けい・かん・しや・がい・いさ・くら・もう・っと・りね・ひと・たた)

「PCの前で無為に過ごした休日、ふと思い立って京都に出かけてみたら、宇治の桜が綺麗だった。・・・という感じ。」
有名な(?)「そうだ、京都行こう!」も入っていて、全体的にも素晴らしい内容です!

【2文字区切り回文】
チャリンコは乗るなよ!乗る子はリンチや!
(ちゃ・りん・こは・のる・なよ・のる・こは・りん・ちや)

「自転車を忌み嫌う番長。もしかしたら本人が乗れないのかも。」

【2文字区切り回文】
部外者はヤバいし不可!
(ぶが・いし・ゃは・やば・いし・ふか)

「外に漏らしてはいけない何かがそこに。」

【2文字区切り回文】
書籍検閲する越権関所。
(しょ・せき・けん・えつ・する・えっ・けん・せき・しょ)

「さほど越権でもないかも?」
この文は、偶数の要素で構成されてますね。

【2文字区切り回文】
全て真鯛、頂いてますべ。
(すべ・てま・だい・いた・だい・てま・すべ)

「語尾がちょっと田舎風な感じに。」

【2文字区切り回文】
寺一行、カンパリ飲み、パリ観光。いってら( ´▽` )ノ
(てら・いっ・こう・かん・ぱり・のみ・ぱり・かん・こう・いっ・てら)

「坊さんですが酒飲んじゃいます。旅の恥はかき捨てです。」
絵文字だ~!こんなことはなさそうですが、意外とあるかもしれないと思ってしまう、シチュエーションです。


(河辺和歌さんの作品) メール

(2012/4/5)

私、今、目眩したわ
(わたしいまめまいしたわ)

河辺和歌さんから頂きました!今回はどれも日常会話にありそうな(?)回文ですね。

品消えて益無し
(しなきえてえきなし)

「着いた?駅に」「消えた!」「いつ?」
(ついたえきにきえたいつ)

荷物が消えたのならまだいいのですが、人だとしたら…。

「嘘!」「ん?」「豚肉か?婿、煮込む角煮…」「多分そう!」
(うそんぶたにくかむこにこむかくにたぶんそう)

キッチンから離れたリビングかなんかにいて、匂いから料理を想像している感じが伝わってきます。


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